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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2012年04月15日

【上品・中品・下品について】

 漢方薬を処方していると、どうしても気になることがあります。それは、生薬の性質です。とくに長期に連用しても問題ないものなのかどうかが気になります。

 そこで、その指標となるのが上品(じょうほん)、中品(ちゅうほん)、下品(げほん)という考え方です。参考サイト 
 上品とは、長期に連用しても問題がなく、食品とほぼ同じ扱いでよい生薬です。このサイトでは、ハトムギ(ヨクイニン)、人参、甘草、ゴマなどが挙げられています。

 上品といっても、甘草は大量に使用する場合には、電解質異常が生じる恐れがあるなど、一定の服用ルールは必要でしょう。

 中品は上品よりも少し副作用の可能性がある生薬で、長期連用には注意が必要な生薬です。風邪によく使われている葛根湯の中には、中品が多いのです。葛根、麻黄、芍薬と3つも中品が含まれています。風邪のときには良いですが、肩こりで葛根湯を長期に連用されている方は注意が必要でしょう。

 下品は作用が強く、毒性もそれなりにある薬です。西洋薬をこの分類にあてはめるなら、この下品に該当するでしょう。こういう生薬を用いるときには上品も絡めて作用は強く、副作用は弱くするように処方構成をしていることが通常です。

 しっかり効果がある処方を長期に服用しても、副作用が出にくいのはこういう配合の妙があるからでしょうね。





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2012年04月08日

【低温スチーミングについて】

 食材の汚染が気になる私は、生野菜も無農薬無肥料のものを選んで購入するようにしています。特に果物は火を通しにくいので、ナチュラルハーモニー から購入することもあります。

 先日、低温スチーミングという方法があるのを知りました。
 
 詳細は是非サイトをご覧いただきたいのですが、比較的易しい内容でしかも効果は多岐にわたります。この方法の長所だけサイトから転載しておきます。

 1.熱による栄養分の破壊が少ない。
 2.食材の細胞壁が破壊されず、食感が残る
 3.エキスの流出が少なく旨みや糖度が増す
 4.アクの生成が少なく、本来の香りが増す
 5.酸化しにくく腐敗菌も殺菌されるため、食材が長持ちする
 6.味が浸透しやすくなる

 どれも重要なのかもしれませんが、栄養学的には1.が重要、食感が保たれるという意味では2.が、食材の質が気になるという意味では5.が重要と感じます。

 この方法を使うと、食材の質をある程度気にせずに生野菜や果物を食べられるようになるのかな、と期待しています。




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2012年03月25日

【正しく歩くこと〜イライラのツボ】

 最近、正しい姿勢で歩くように心がけています。

 まず背筋が伸びた時に、任脈督脈が流れ出すのが分かります。任脈と督脈というのは経絡、つまり多くのツボを結んだ線のこと、ですが、この経絡は生まれたときだけ開いていて、大人になるに従って閉じてしまいます。
  
 この経絡を開くと気に敏感になってきます。気功でもまず、この経絡を開くことが重要なテーマです。

 感じとしては、頭に涼しい風が吹く感じだったり、呼吸が楽になり森にいるように感じられたりします。

 実は任脈、督脈には重要なツボがたくさんあります。ですから、この体の正中を活性化することで、健康により近づけると思います。

 例を挙げますと、イライラしたときに鍼師はどこに鍼を打つでしょう?

 答えは一つではありませんが、任脈の上の壇中というところに鍼を打ちます。この壇中はヨーガではアナハタチャクラと呼ばれる感情のチャクラとして知られている場所です。学問は異なっても体の構造は同じなのだな、とあたりまえのことに驚かされます。


 そしておまけに、イライラのツボをもう少し挙げると、まず神門ですね。手の小指のところにどうして神様の門があるのか不思議です。心経は心の問題と大きく関わっています。
 
 そして肝経にはストレスを処理する働きがありますから、刺激しておきたいところです。そこで、太衝というツボを考えてみます。
 
 太衝は肝経の原穴(げんけつ;中心となるツボ)ですので、ストレスから生じるめまいの治療にも使えるということに、初めて気づきました

 余談から話がどんどん逸れますが、おしまい。




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2012年03月18日

【妊婦さんたちの診察について】

 最近、妊婦さんの診察をする機会が多くなりました。

 実はBe bornという助産院の先生から、妊娠中、出産後の管理を依頼されることが増えてきたからです。
 
 この助産院では各種教室もあるようですので、妊娠している方たちには心強いですね。

 私も中医学と西洋医学と気功を合わせたような診療をしていますので、このBe born助産院の考え方とはかなり近いと感じています。

 ここから依頼される内容は多彩で、妊娠中の様々な愁訴や、産後の体調維持などが中心です。私もかなり脳を鍛えられます。漢方薬をいくら使えると言っても妊婦への処方に慣れているわけではありませんでしたので、相当に頭を使い、処方しています。

 面白いのは、この助産院から紹介されて来られた患者さんは皆、気の感覚が敏感なことです。ご本人たちは気の感覚を持っているとは感じていないので、やはり自分の身体をウォッチする意識が高いのだろうと思います。




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2012年02月19日

【びんろう子が何故、女神散に含まれているのか?】

 まったくの雑談です。

 最近、九味びんろう湯(くみびんろうとう)という漢方薬を用いるようになりました。

 ある先生がこういうお話をされていました。

 この処方は一度飲みだすと、飲むととても体調が良くなるので、また処方して欲しいと言って戻ってくるとのことでした。

 特に重要と思われる、びんろう子(びんろうじ)という生薬はどういうものなのかとても興味が湧きました。

 消化液分泌促進、胃蠕動運動促進、腸内異常発酵軽減など、健胃整腸作用がまずは挙げられます。

 次に逐水作用といって、水腫など水が溜まっているところに働いて、その水を処理するという作用があります。

 そして最後に、殺三蟲といって条虫や回虫などを駆虫する効能があるのだそうです。

 実は漢方エキス剤の中で、女神散(にょしんさん)という処方にこのびんろう子が含まれています。どうして含まれているのか、とても興味深いのですが、理由は分かりません。

 気をめぐらし、気を降し、鬱を散じ、血熱をさまし、更年期の精神安定に寄与するのが女神散ですので、どうしてこの生薬が含まれているのか分かりません。とても興味深いですー。

 結論は出ませんが、分かりましたらまた書きますね。  
2012年01月22日

【諸薬の調和とは何なのか・・?〜漢方臨床】

 通常使われる漢方処方にはたくさんの生薬が用いられていますが、いろんな処方に使われている生薬がいくつかあります。

 生姜、大棗、甘草が代表的でしょう。

 基本的には食べ物で、しょうが、なつめ、そして甘味料の原料である草です。

 この3つあわせて『諸薬調和』などと説明されていて、分かったような分からないような感じで、気分が悪かったのです。説明になっていない!

 最近、偶然2人の先生方から基本的な考え方を教えていただき、ナルホドと思ったので、忘れないように書いてみようと思います。ちょっとマニアックな内容ですので、初学者にはちょっと難しいかもしれません。

 その1

 生姜は陽の動きをつける生薬で、温めて気を動かす作用があります。一方で
 大棗、甘草は体に水分を量的に補充する働きがあります。

一方は気、他方で水、つまり胃腸の周りで陰陽のバランスを取っているのだそうです。

 これはとても納得の行く説明でした。

 その2

 確かに諸薬を調和しているのですが、主な作用は以下の通りです。

 甘草はゆっくり効かせるために入れる
 大棗は体液を増やす働きがある
 生姜は気を巡らせて水をさばく作用がある

 従って、逆に捉えるとこのようになります。

 甘草は緊急性があるときには抜く
 大棗は湿病(水分が原因の病気)のときには抜く
 生姜は潤したいときには抜く

 このようにして出し入れしながら漢方処方が作られているという説明でした。これも大いに納得でしたね。





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2012年01月05日

【トマトときゅうりの食べ合わせについて】

 サラダによくある食べ合わせである、トマトときゅうりですが、ちょっと一緒に食べるのは問題があるようです。

 ひとつは、共に冷性の食べ物であることですね。ハウス栽培での技術が向上したために、季節感がなくなってしまいそうですが、トマトもきゅうりも初夏が旬です。暑い季節には体を冷やす食べ物が旬を迎える・・・なんとよくできているのでしょう!

 でもこの組み合わせが寒い時期のサラダに出てくることも珍しくありません。健康のため、とせっせとトマトときゅうりのサラダを食べてしまうと、冷えが強くなり体調を壊しかねません。ご注意を!

 そしてもう一点、この組み合わせが良くないと言われている理由があります。それは、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼが、トマトの豊富なビタミンCを破壊してしまうというものです
 
 学術書にもこのことは書かれていました。対処法としては、加熱するか、酢などの酸を加えてアスコルビナーゼを失活させること、と書かれていました。割と酸味のあるドレッシングをかけることも多いように思いますが、そこまで考えてのことなのでしょうか??

 トマトと相性がよいのはアボガドだそうです。

 トマトにはリコピンというカロチノイドがアボガドに溶けて吸収が良くなるからだそうです。

 分子栄養学から考えると、このようなことになりますが、良い食材を食べ過ぎないように摂取していれば、問題はないのかもしれませんね。





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2011年12月25日

【みかんについて考えること〜スジは大切?】

 冬の味覚の代表格であるみかんが食べごろの季節になってきました。

 みかんのスジ、ありますよねー?どうしていますか?

 先日、みかんを食べていたときに、

 「へえー、スジを取るんですね」と言われて、「・・???」。

 何のことかよく分からなかったのですが、どうもこういうことのようです。

 みかんの皮は橘皮(きっぴ)、または陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、漢方処方の中でも代表的な理気(気をめぐらせる)作用のある生薬です。通常の漢方処方にも多く使われています。とくに胃腸の補強、痰の減少に役立ちます。

 どうでも良いことですが、古いものほど上質で「陳皮」と呼ばれるのだそうです。いつ橘皮が陳皮になるのかは分かりません。あいまいなのだと思います。

 さて、その橘皮ですが、実は細かく分けられるようなのです。

 橘紅(きっこう)は橘皮外層の固い部分で、痰を乾かす作用が強いようです。

 橘白(きっぱく)は橘皮内層の白い部分で、胃腸を整える作用が中心です。

 橘絡(きつらく)は中の網の目状の線維管束で、通絡(気を流れやすくする)や、順気活血といって気が巡ることで、血も巡るようになるのが特徴です。

 さて、みかんのスジは恐らく橘絡に該当するのでしょう。気の巡る作用がもったいないので、中身はスジをつけたまま食べました。




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2011年12月10日

【冬至に小豆とかぼちゃの煮込みを食べる】

 寒い冬がやってきて、冬至の日を迎える前になりますね。昔から「冬至に小豆とかぼちゃの煮込みを食べると風邪を引かない」と言われてきました。どうしてなのでしょう?

 かぼちゃは保存がきくのだそうですが、冬至までが限界であり、以後は栄養価が下がっていくのだそうです。もっとも昨今はいつでもかぼちゃが店頭に並んでいますから、あまり気になりませんけれども。
 
 かぼちゃは栄養価が高いので気血を補う方向に働きます。また温性の食物なので冬に滞りがちな気血の循環を助けます。さらに食材自体に胃腸の働きを整える作用があります。解毒効果を謳っているサイトもありますが、これはかぼちゃの種の効能だと思います。
 確かにかぼちゃを冬に食べることには一理ありそうですね。

 小豆は利水消腫、つまり利尿を促して浮腫みを除くという作用が強いようです。それと、解毒排膿効果があるそうです。抗生物質を使いダメなら切開排膿と教えられている私には排膿効果は驚きがありました
 
 小豆の帰経(主に影響する経絡)が心と小腸というのも面白いですね。どちらも休みなく働き、表裏関係の臓腑ですね。利水効果も解毒効果もあまり心と小腸には関連性がないように感じられますが、何か関連があるのでしょう。

 小豆を冬に食べるのは、冬に循環が悪くなり浮腫みやすくなったのを解消するためでしょうか。もしかすると、アントシアニン(赤い色の元)の抗酸化作用が何らかの作用をしているのかもしれませんね。

 さて本題ですが、小豆とかぼちゃの煮込みを食べると風邪を引かないのは、主にはかぼちゃの作用であり、胃腸を整えて衛気(防御のエネルギー)が増すからでしょう。小豆はその気の循環を妨げないように作用しているものと思われます。

 (おまけ)
 かぼちゃをつかった美味しそうなデザートを見つけました
 




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2011年11月26日

【気候が寒くなってきました。腰痛の季節です】

 寒くなってきましたね。冬は腎(生命力)の力が弱くなるのでそれに合わせた対策を考えていかなければなりません。

 では腎が弱くなったときの腰痛とはどんなものでしょうか?

 腰自体は力が入らない、だるい、疲れると悪化するなど、あまり特徴的な症状はありません。

 腰回り全体で考えると、頻尿や夜間尿、精力減退なども腎が弱くなったときの症状です。

 また、腰回りのことだけではなく、体全体の症状にも注目する必要があります。手足のむくみ、耳鳴り、めまい、難聴、脱毛、肩こり、脱力感、無気力などが主だって現れることもあります。

 こういう症状と共に腰痛がある人は腎虚(腎の力が弱くなった状態)が原因で腰痛が生じていると考えましょう。

 さて、腎虚に由来する腰痛に対応する食材を参考書から抜粋してみますと、

 にら、くるみ、黒豆、松の実、山芋、エビ、黒ゴマ です。

 さて、

 CMで有名な杜仲茶は、テレビではメタボリックシンドロームに効果があるとテレビで紹介されました。私も脂肪が溶けるようなイメージを持っていました。いろんなサイトで血管から若返りましょう、ダイエットしましょう、というようなイメージが流布されています。サイト1 サイト2  

 しかし調べてみると、杜仲茶はむしろ、腎を補う不老長寿の強壮薬としての働きが大きいようです。薬膳の教科書をみても、腎と肝を温めて補うのが本来の杜中の働きです。

 杜仲茶で動脈硬化が改善するというデータがもしも本当であるなら、杜中の腎を補う作用により血流が改善し、その副産物として動脈硬化が改善したと考えるべきなのではないでしょうか。






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2011年11月19日

【アロマテラピーと社会のかかわりについて】

 最近アロマテラピーに興味があるので、日本アロマテラピー学会に先日出席して参りました。そこでロハスな私にはとても興味深い内容の演題があったのでご紹介してみます。

 最近、安価な輸入木材に押されていて林業は衰退していることはみなさんご存知でしょう。林業が衰退すると間伐が行われなくなり、森に光が入らなくなるため、低い樹木や草が生えなくなり森の活力がなくなっていきます。

 また日本の木材を加工して生活すれば、廃材から出る二酸化炭素も日本の中で循環することになり、これこそ循環型社会と言えるように思います。概要について 

 さらに間伐材や枝などの材木としては使わない部分から精油を抽出することでこの循環システムの中から精油が生まれ、その精油は安全で安価な抗菌抗カビ剤にもなり得るので、農業の発展にも寄与できるというのです。なるほど〜。

 精油が特定防除資材(特定農薬とも言うそうです)に指定されれば、さらに上記の流れが加速するのではないかというお話もありました。参考サイト 

 現在、いろんなものが特定防除資材の指定の検討対象になっているようです。
 
 そして面白いなあと思ったのは、精油を抽出したあとの有機物は、抗微生物活性がなくなっているので、容易に堆肥化するということでした。

 精油を抽出するだけで、林業が栄え、農業にもかなり良い影響が出るのかなと思いました。私も初めて伺った内容ですので、この仕組みがそこまで良いものなのかは検証されなければならないとは思いますが、こういう良さそうな取り組みはどんどん進めていただきたいですね。





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2011年10月14日

【高血圧の民間療法2】

 高血圧を薬や、前回の内容のようにツボを使って抑えていくということも大切ですが、「薬は食で補うに及ばず」という言葉のように、食事からも考えていく必要がありそうです。

 高血圧を気が上がった状態(一種ののぼせのようなもの)と考えると、大根の気を破り降ろす作用が有効に働く可能性があります。さらに大根は気血の巡りをスムーズにするので、大根汁を1日100mL飲むのがよいとありました。参照映像 
 でも連用すると白髪になりやすいとのこと。知りませんでしたー。どんなものにも副作用ってあるのですね(当たり前か・・)。暴飲暴食を慎むことこそが必要なことであるとのことでした。まあこれも当たり前ですね。






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2011年09月04日

【腎虚への対応〜いつも疲れている方へ】

 最近、身の回りに腎虚の方がとても増えているのが気になっています。

 腎虚?ナンダソレ?という方もいらっしゃるでしょう。

 腎は腎臓の腎ですが、中医学では人間の生命力を表現しています。もちろん虚=なくなった状態ですので、腎虚とは生命力の不足した状態といえます。

 生命力は下丹田によって生み出されると考えられています。人間の肉体においては発電機のようなものですね。生殖能力ということも言えます。

 最近、植物系男子が多いということをよく耳にしますが、腎虚の人が多いということと関連があるように思えて仕方がありません。

 過労、睡眠不足、あるいは過度のが続くと腎の力、すなわち生命力が削られていきます。症状としては下半身の冷え、腰痛、めまい、耳鳴り、夜間頻尿が挙げられます。

 元々の体質としてお子さんのときから腎虚ということもあり、最近では大人のように過労で腎虚になっているお子さんもかなりいらっしゃいます。お子さんの腎虚は分かりにくいのですが、人よりもよく寝る、大げさにびっくりする、頭からばかり汗をかく、というようなことを参考にして下さい。

 私は過労の状態のときに風邪をひいて、一度すごく腰痛になったことがあります。そのときにはさすがに休養しなくてはいけないなと感じました。腎の状態を維持することは生命にとって重要なことですから。
 
 さてさて。

 腎虚への対応ですが、お子さんの場合には休息をしっかり取ることでかなり改善が図れますが、大人の場合にはどうしたらよいでしょうか?

 基本は睡眠時間の確保と下半身の強化です。でもスポーツジムでいきなり筋トレをどんどんしたり、がんがん走り回るのは止めて下さい。回復に時間を要する体質なので、休息する時間が取れないと消耗する一方ですので。

 ゆっくりした下半身の運動がお勧めです。歩く、あるいはたんとう功、立禅といったところでしょうか。立禅はyoutubeのサイトが多数あります。
 

 ちょっと違う流派のようですが、こんなサイトもあります。
 
 食事から変えたい、という方もいらっしゃるでしょうね。腎は黒に親和性がありますので、黒ゴマ、黒豆、いわしなどが良いようですね。
 



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2011年08月27日

【扁桃腺炎が気功で治せるか・・?】

 先日、扁桃周囲炎の患者さんがいらっしゃいました。

 扁桃周囲炎は急性扁桃腺炎の少し強い状態で、のどの痛みも強くなります。

 抗生物質と漢方薬を処方して、終わり・・・・と思ったのですが、ふと考えついて、合谷(ごうこく)穴を押してみました。
 
 すると喉の痛みは右なのに、左の合谷が痛く感じるようでした。

 ・・・予想通り!

 合谷は大腸経という経絡の途中にあります。大腸経は示指に始まり、合谷を通り、腕の内側を通り、頚部で交差して反対側の鼻翼部分に終わります。

 つまり、左大腸経の不調により右扁桃周囲炎の痛みが生じているとも言えるわけです。

 しかも元々この病気はどうも胃腸との関連が強いように感じていて、暴飲暴食、とくに飲酒の後に症状の出る人が多いように思っていたのです。大腸経の異常で扁桃周囲炎はやはり生じ得るのだなと確信を持ちました。

 気功で合谷から邪気を抜きました。3分くらいかかりましたが、合谷穴を押しても痛みがない状態になり、空嚥下していただきましたところ、痛みがかなり消えているとのことでした。

 強い炎症ですから気功だけで治療しようとは思いませんが、気功は急性炎症のときにも役立つツールであることを確認できました。





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2011年07月10日

【耳鳴治療について気功的に考えてみました2〜呼吸法】

 耳鳴の治療がなかなか上手くいかないのは、逆に考えると現在の通常の診療では治せない部分を耳鳴自体が内包しているのではなかろうか?というのが先週のお話でした。まず自分を肯定することから始めましょう。

 さて今週も耳鳴のことにしました。

 実は先日、瞑想をしようとして、真っ暗の音のない自分の部屋に座っていた時にとても耳鳴がうるさくなってしまいました。

 耳鳴は基本的に余分な波動の放出現象と私は捉えているので、
 ・昼に何か悪いことをしただろうか?
 ・変なものを食べたかな?
 ・パソコンを使いすぎた?
 と、いろいろ考えましたが分かりません。

 収まりが悪いので、何とかしようと考え付いたのが「イダピンガラ呼吸」でした。なぜこれを思いついたのかは分かりません。

 始めると、すーっと耳鳴が取れていきました。これはすごい!

 知り合いの読者さんで、耳鳴に困っておられるという男性の方に試していただいたところ、なかなか良いとのご評価をいただきました。

 まだ2例ですけれど改善を認めましたし、鼻づまりがなければできますし、いつでもできてお金もかかりません。

 方法は簡単。数回行います。呼吸をしない側の鼻を指で塞ぎます。
 1)右鼻から吸気、その気が下丹田(の右)に溜まるイメージ。
 2)呼吸を少し止めている間に気が下丹田左に移動。
 3)左鼻から呼気、気が左下丹田からでてきます。
 4)左鼻から吸気、気は左下丹田に。
 5)止息中に気が右下丹田に。
 6)右鼻から呼気。このとき気が右下丹田からでていく。

 ※気分が悪くなる人が少数ですがいらっしゃるようです。
  無理はしないで下さい。

 左右の脳を共振(定義はよく分かりません)させる、ヨーガの手法ですので、左右の脳の使い方のバランスの悪さが耳鳴のひとつの要因になっているのかもしれませんね。

 どのくらい効果があるのかとても知りたいので、もしも試された方は是非、成否を教えて下さい。ダメでも教えて下さい! lohas@jjclinic.jpまで。「最初の耳鳴を10として、いくつになったか」を教えて下さい。よろしくお願いいたします。





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2011年07月03日

【耳鳴治療について気功的に考えてみました】

 耳鳴の治療は、耳鼻科医の誰もが苦手意識を持っているに違いありません。耳鳴は治りません、と突き放してしまう医師もいると聞きます。治りにくいなら何故治りにくいのか考えてみましょう。あくまでも私個人の考えです。

 体―心―魂、とよく言われます(何が魂ですか?とか聞かないで下さい。漠然と話しています)が、みんな繋がっている、というだけではありません。右のものが左のものを支配しているのではないかと思います。

 病は気からというのは左の2つが不調になることでしょうし、善行に励む人が健康なのは、魂の状態が良いから体まで良い影響がでるのでしょう。トイレ掃除で運が開けるというのも同じ理屈なのではないかと思うのです。

 体だけ悪い病気はどんな薬ででも比較的早く治ります。でも心が発端になって体の不調が悪くなっている場合には、考え方を修正する必要があるときもあるでしょう。たとえ考え方を修正しなくても、ここまでは漢方薬でどうにかできる範囲だと感じています。

 さて、魂の傷んでいる場合、どのように治したら良いでしょう。耳鳴くらい治りにくい病気は、人によっては魂まで傷んでいるのではないかと思いますし、ここまで踏み込まないとなかなか治せないのではないかと思うのです。

 魂の癒しに一番必要なことは自分を肯定することだと思います。これは案外忘れられていることですので注意が必要です。

 自分を肯定できた人の場合には、他人の念とか電磁波とか(よくは分かりませんけれど)、魂の正常な状態を妨害する環境が周囲にできているのではないかと思います。これを除くためには、感覚的には瞑想でしょうか?

 あとは気合いかな。テレビでも某タレントさんが、大声で念(だと思います)を祓っていたのが印象的でしたが、あれは魂への妨害を除く行為に解釈できます。

 こう考えると、自分を否定的に見る人は全ての病気が治りにくいことになりますね。まあそういうものかもしれません。

 ちょっと今日は、耳鳴治療から特殊なお話になってしまいました。



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2011年06月25日

【カーヴィダンスの凄さ〜これは健康法かも?】

 金スマを見ていたらカーヴィダンスというのをやっていました。

 恐らく痩身法としては秀逸なものなのでしょう。考案者の樫木さんという方のスタイルは中年の弱点が何一つ見当たらない素晴らしいものです。サイト
 
 youtubeとかDVDとかで少し研究してみたいと思いますが、金スマで見た私の印象は衝撃的でしたね。

 「これは痩身法であると同時に健康法だな!!」

 この方法の優れているところは、肩甲骨まわりと骨盤まわりに動きが集中しているところです。

 肩甲骨はストレスで硬くなります。意識して動かさないと動かなくなってきます。気功法でも強く意識して肩甲骨を動かします。ストレスの多い現代人には肩甲骨まわりの動きは特に必要な動きであるように思います。

 そして骨盤まわり。老化とは、加齢とともに血流が悪くなって下腹部からエネルギーの蓄積が失われていく様相とも考えられます。ヨーガでもムーラバンダという強壮術がありますね。検索するとたくさんでてきます。これとか。これとか。
  
 骨盤を前後と左右に筋肉を使って動かすのですから、肛門も締まりますし、血流も良くなることでしょう。これで本来の人間のもつ姿勢になると同時に生命力が上がることになりそうです。

 2年前、初めて日本抗加齢医学会に出席したときに、こう思ったのを思い出しました。

 「これはアンチエイジングであると同時に健康法だな!!」

 やはり身体を若く保つということは、健康を保つということと同義なのでしょう。






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2011年06月19日

【ビタミンDとインフルエンザ感染について】

 最近、何故か(製薬企業の宣伝が多いのかな?)情報が多く入ってくるのがビタミンDの効果についてです。

 ビタミンD3サプリメントを1日1200単位、冬季に4ヶ月間学童が服用してインフルエンザ感染がどのくらい抑えられるのか調査した論文がアメリカ臨床栄養学会誌の論文にありました。
 
 117人ずつの2グループに対して、ビタミンDが入っている薬と入っていない薬を与えたところ、ビタミンD摂取群は非摂取群に比べて、インフルエンザの発症率が約半分になり、喘息の発症率は5分の1になったとのことです。

 なぜビタミンDに着目しているのかというと、冬には日照時間が減るので、ビタミンDが活性化されにくく、冬にビタミンDを補うのが良いのではないかという考えのようです。

生化学的にはビタミンDはIL-10という免疫に重要な役割を果たす物質を作るのに必要だそうで、ビタミンDの不足はあまりよくないと肝がられているようです。

 ただし、大人ではビタミンDが上気道炎抑制にあまり効果がなかったという論文もあります。結果だけをみると、どうも小さい子供ほど効果があるように感じられます。この理由は明確ではありません。

 この論文でも示されていますが、インフルエンザBについては効果が明確でないこと、今回の117人が評価を下すに十分な人数でないこと、血液中の活性型ビタミンD3の濃度、尿中のカルシウム濃度(ビタミンDと関係します)、抗インフルエンザ抗体濃度がそれぞれどうなっているのか分かりません。

 まだ上気道炎やインフルエンザを抑える物質とビタミンDを評価するにはまだ早いかもしれません。ただ、可能性は感じますね。






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2011年06月05日

【健康のために何かを定期的に摂取するということ】

 最近、健康関連の新聞切抜冊子を年間購読契約したので、さらに健康に関する情報が集中的に集まるようになりました。今日はそこからの情報です。

 黒酢飲料を飲んだことがある方もいらっしゃると思いますが、毎朝のジョギングの後に黒酢飲料を1年半飲み続けて歯のエナメル質が溶けてしまった実例が熊本日日新聞に掲載されています。

 エナメル質が溶けると、歯がかけて黄色くなり、知覚過敏や痛みの原因になるとのことですが、pH値で5.5以下だとエナメル質は溶け始めるのだそうです

 主なものを挙げると、コーラ飲料は2.2、栄養ドリンクは2.5、黒酢飲料は3.1、スポーツドリンクは3.5だそうです。胃液は1〜2です。

 グレープフルーツを定期的に食べていて同じような症状がでた例もあるそうですので要注意ですね

 恐らく重要なのは摂食後に水やお茶で口をすすぐこと、アルコール類も低pH値のものが多いので、ちびちび飲むのを止めること、でしょうね。

 健康のため、と定期的に何かを摂取するという習慣の方が結構いらっしゃいます。しかし、多数の人たちが巧みな宣伝に惑わされ、また今回の話題のように思わぬところで足をすくわれるということが少なくありません。

 こういう報道を見ると、健康になるということは、多面的に考えていかなければならないことを考えさせられます






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2011年05月28日

【私に蓄積した砒素はどこからきたの??】

 以前に、私が毛髪ミネラル検査をしたときに砒素が蓄積していた驚いたというお話をしたことがあったと思います。

 実は、気功的診断でいろんなものの砒素について確認してみました。そしてこれだ!という確信を得ました。

 湯沸かしポットです。

 もう4年使っています。金属部分が水に接していますので、これに違いないと思い、沸騰前後の水を私の指の感覚で調べたところ、約40倍砒素濃度が上がっているようなのです。

 そこで証拠をつかもうと、水質試験会社にサンプルを送り、各種ミネラルを測定していただきました。

 結論から言うと、砒素は沸騰前後のどちらでも検出できませんでした。ともに1リットルあたり1μg以下(以下、1リットルあたり)でした(ややがっかり)。

 しかし、傍証はでてきました。

 亜鉛は20μg以下だったものが、沸騰させると50μgになっていて、最低でも2.5倍になっています。銅は10μg以下だったものが、10μgと検出されています。

 やはり金属が溶けていることは間違いなさそうです。砒素に関しては推測ですが、測定限界以下で変化しているのではないか?と思っています。もちろん証拠はないに等しいですが(苦笑)。

 娘には鉛が蓄積しているので、それが何からなのかも追跡中です。これは本当に全く分からないのですよねー。

 クリニックで使用している水には全く問題がなく、ホッと一安心です。




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